歴史はくり返すというが、こと農山村の「へき地医療」については、40年たった今も、本質的に歴史は動いていないのではないかと感じる。農村医療のバイブルといわれる『村で病気とたたかう』(若月俊一著・岩波新書)が 出版されたのは1971年4月。この本の中で若月先生は、農村に医者が来ない、居つかない理由として次の3つを挙げている。

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