キリスト教社会運動家の賀川豊彦(1888〜1960)は、1909(明治42)年、21歳のとき、 神戸葺合(ふきあい)新川の貧民窟に入って以来、働く者を幸福にする社会を築かねばならないと考えるようになった。その原点は「貧民心理の研究」や自伝的小説「死線を越えて」などに記されている。

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