日本で最初の健康保険制度は、1922年に制定、1927年に施行された。1961年には国民健康保険制度の整備により国民皆保険が達成された。これ以降の医療は保険診療(国家統制された医療)が主体で、自費診療(自由診療)は限りなくゼロに近づいた。この理由は「混合診療の禁止」(同日の医療行為の中で保険診療と自費診療が混在することは認められない)という事項があるためである。つまり、保険診療にわずかな額の自由診療を併用しただけで、すべての医療行為が自費診療の扱いとなり、患者の負担となるため、実質的には自費診療はできないという仕組みである。

混合診療解禁の本質は民間保険の導入の画像

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