医師としての職をいったんは捨て、病院経営を学ぼうと慶應ビジネススクールに入学した。この大学院の特徴は、「ケースディスカッション」と呼ばれる授業方法にある。これは、国内外の経営問題について書かれたケースの冊子を事前に読み、授業では教師のファシリテーションの下、学生が経営者の立場で意思決定するというスタイルだ。授業は、教師からのレクチャーはほとんどなく、学生たちの意見交換が中心となる。これが私にとっては荷が重かった。

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