病院で内科医として勤務する医師にとって、心のどこかに多少なりとも引っかかりを持つことに“Do not (Attempt) Resuscitation”、すなわち「もしも入院患者が重症になって心臓や呼吸が止まったときに、心肺蘇生術を試みるかどうかについて、事前の指示を出しておく」というものがあります(DNRともDNARともノーコードとも呼ばれる)。今回は、この「病院におけるDNR指示」について、日ごろモヤモヤしていることを整理したいと思います。

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