通常、医療者は病気を治すことや、疾患によって命がなるべく短くならないように、また疾患によって不都合なことが起こらないようにと考えながら、治療を行います。しかし、病気が進んで、いわゆる終末期にさしかかると、病気を治すための治療も命を延ばすための治療も、効果が薄れてきます。昔の医療はその先を軽視する傾向がありましたが、積極的治療の効果がなくなっても医療が役に立つ場面はたくさんあります。

がん患者の看取りは「老衰」を目指すの画像

ログインして全文を読む