日本語が話せない患者さんが受診するとき、日本語が話せる家族や友人が通訳として付き添って来ることがよくあります。そんなとき、多くの方が「良かった、これでコミュニケーションできる!」と思われると思います。が、ちょっと待ってください。これからご紹介する事例を読んでから判断してください!

 東南アジア出身で、子宮頸癌の50歳代女性。夫、娘とともに日本在住。診察時は、日本語が堪能な娘が通訳をしていました。受診した時点で、子宮頸癌は手術ができないほど進行していました。化学療法を行いましたが病態は進行し、医師から余命宣告をしました。

 しかし、余命宣告というシリアスなシーンで、患者は笑みを浮かべるではありませんか。ちゃんと伝わっているのでしょうか……?

「娘が通訳するから大丈夫」は信用していい?の画像

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