前回の続きで、今回は高齢の肺炎患者に対する入院・抗菌薬治療が実臨床において有効であるのかについて解説します。前回に述べた通り、高齢者肺炎は、「感染症」+「基礎疾患(およびその増悪)」から成ります。では、高齢者肺炎の死亡増加という現象は、果たして感染症としての肺炎に抗菌薬が効かないことの表れなのでしょうか? よく「高齢者は抗菌薬治療が効きにくい」なんてことを言う人もいますが、本当でしょうか?

「高齢者肺炎に抗菌薬」でQOLが低下?の画像

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