シリーズタイトルの「高齢者肺炎で入院や抗菌薬治療は必要か」というのは、高齢者肺炎に関しての問題提起を一言にまとめたものです。高齢者肺炎に対する治療は有効なのか、治療することでQOLは改善するのか、単なる延命治療になってはいないか、これらの疑問に対しては明確な答えが出せないかもしれません。しかし、急性期病院、慢性期病院、個人医院(開業医)や診療所、高齢者施設、在宅医療のすべての臨床現場において考えなければならない問題です。本記事を通して現時点で分かっていることを把握し、肺炎を抱えた高齢者に接する際の一助にしてもらうこと、さらに臨床現場から新たな知見が出てくることを願っています。

高齢者肺炎に抗菌薬は効かない?の画像

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