私は、アメリカのペンシルベニア州フィラデルフィア郊外で在宅ホスピスナースとして働き始めて20年になります。アメリカではここ20年で、ホスピスケアを受けて亡くなる人が全死亡数の4割にまで増えました。そしてそれは、本人の意思によって、あるいは本人の意向をよく理解する代理人(ほとんどが家族)によって選択されたものです。自分の寿命が見えてきた時、不必要あるいは不本意な治療は受けず、苦痛の緩和に徹したケアを受けることで、穏やかに天寿を全うしたいという希望を叶える選択肢が、ホスピスケアを含む、エンドオブライフ・ケアなのです。


アメリカでなぜACPが普及しているのかの画像

ログインして全文を読む