アルツハイマー病に代表される痴呆(認知症)の初期症状は「もの忘れ」ではない。現在の日本において、痴呆専門と称する学者の、個々の痴呆患者の診断と治療に対する考え方、さらには、患者とその家族、介護者、およびかかりつけ医への関わり方は、世界的に見ても偏向している。認知障害の正しい認識と受容を通して、新たな社会生活を築く希望を与えるのが医療者の役割であろう。
記事一覧
連載: 総合医スキルアップセミナー:レクチャー
昭和大学医学部内科学講座神経内科学 准教授 中島 雅士 氏 よく見られる症状「認知症」
2010/1/7
新規に会員登録する
こちらは、医師限定コンテンツです。医師の方は会員登録してください。