ADL自立した68歳男性。もともと機会飲酒程度であったが、3年前に退職し、日中自宅にいるようになってから飲酒量が増加した。受診6カ月前より両下肢の浮腫を自覚していた。受診4カ月前頃から倦怠感が増強し散歩ができなくなり、食事摂取量の低下(1日1食)、体重減少(−5kg)といった症状がみられていた。受診2カ月前に腹部膨満が著明となり、近医に入院した。肝疾患による腹水貯留と診断され、利尿薬投与および腹腔穿刺で一時的に腹部膨満は改善した。しかしその後発熱、腹水増加を認め、特発性細菌性腹膜炎と診断され抗生剤投与されていたが、腹水のコントロールに難渋するため当院を紹介受診した。

原因不明の腹水貯留で紹介受診した68歳男性の画像

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