注射針の多くは、ランセット法という手法で切断面が針の先端に向かって細くなるように研摩されている。また、静脈留置針の一部にはバックカット法という手法で、切断面の表側だけでなく裏側も研摩して、針先を更に細く加工したものもある。針の切れ味は、研摩法が同じでも、研摩の制度やコーティングの種類などによってかなり変わってくる。また静脈留置針では、金属針の外側を覆っているプラスチック製の外筒針も針全体の切れ味に関与している。→ 医師会員限定コンテンツです。
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連載: 【臨床講座】動画で学ぶ 注射・穿刺
注射・穿刺の「ひとくち知識」(2) 小さな針の大きな工夫
2007/3/5
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