女性の下腹部痛は婦人科だけでなく消化器など多様な疾患の可能性があり、日常診療でも判断に迷うことの多い主訴の一つだ。横浜市大産婦人科助教の倉澤健太郎氏は、「婦人科疾患の多くは、診断時に内診や経膣超音波、CT、MRIなど専門的な検査や技術が必要となるので、疑ったらそのまま婦人科に紹介ということになりやすい。ただ腹部超音波でも、子宮や卵巣の肥大程度なら判読できる。チョコレート嚢胞は、腹部超音波によりプライマリケア医が拾い上げられる数少ない疾患だ」と話す。

チョコレート嚢胞―腹部超音波で卵巣肥大を見たら念頭にの画像

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