これまで入院精査とされがちだった不明熱患者を外来で適切に診療する方法を紹介した書。発熱パターンと検査値からどのような疾患を想起すべきかを解説した上で、症例を提示しながら診断へのプロセスを示す。

 いわゆる不明熱の定義を満たさなくても、「患者や担当医が熱で困っていれば不明熱」とし、繰り返す発熱への対応法を分かりやすく記載している。国立国際医療研究センター病院の「不明熱外来」を担当する筆者の経験や、同外来における不明熱患者の原因疾患の解説も興味深い。


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加藤温監修 國松淳和著 3500円+税 中山書店
ISBN978-4521745398 A5判 238ページ