米ハーバード大学教授で、ライターでもある多才な現役医師によるノンフィクション。父親の終末期における家族の葛藤を核に、既存の終末期医療・ケアの限界とあるべき姿を考察する。

 医師は事実と見通しを伝えて治療法を患者に選ばせるべきとされるが、それだけでは終末期患者が望む医療を実現できないことを、著者は父親の終末期医療に関わりながら知る。では、医師はどう終末期患者やその家族に接するべきか。本書で「解釈的」と呼ぶ関わり方は1つの答えとなる。


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死すべき定め――死にゆく人に何ができるか
アトゥール・ガワンデ
みすず書房
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アトゥール・ガワンデ 著/原井宏明 訳 2800円+税 みすず書房
ISBN978-4622079828 四六判 278ページ