EBMを補完する新しい方法論として、「価値に基づく診療(values−based practice:VBP)」を推奨する。臨床現場では、エビデンスに立脚した医療がうまくいかないことがあるが、これは患者の好みや願望などの価値が影響するためだとし、患者が有する価値と医療者自身の価値が異なることに気付くことが、医療の質を高める上で重要と説く。

 本書に沿ったVBPの実践は、患者、医療者にとって望ましい医療につながりそうだ。


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価値に基づく診療 VBP実践のための10のプロセス

メディカルサイエンスインターナショナル
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大西弘高・尾藤誠司 監訳 5200円+税 メディカル・サイエンス・インターナショナル
ISBN978-4895928601 B5判 295ページ