症例をベースに、診断までのプロセスを順序立てて丁寧に記載。例えば、意識障害の鑑別疾患であるAIUEOTIPSの解説に16ページを割く。虫垂炎の診断では、虫垂の解剖学と痛みの発生部位との関係を平易に説明する。

 診断プロセスについて、マニアックといえるほど深掘りしており、読み手の好奇心に十分応える内容だ。エビエンスを重視し、日々の診療に真摯に向き合う著者の人柄を感じさせる1冊でもある。


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卒後10年目総合内科医の診断術
石井 義洋
中外医学社 (2015-12-08)
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石井義洋 著 8000円+税 中外医学社
ISBN978-4498020726 A5判 686ページ