今、大手製薬会社を巻き込んでいる大きな潮流に、医薬品の開発費削減と研究領域の縮小がある。開発がしやすく投資の回収が見込めるコピー製品に群がり、開発が難しい領域には、どれだけ巨額のリターンが見込まれようとも足を踏み入れない。そうした現状を問題視し、解決への道筋を提案するのが本書である。

 著者の1人は著名大学の教授かつ製薬会社の重鎮、もう1人は出版社のオーナー。製薬会社が再び新薬を生み出すための政策的なインセンティブ付与こそ、焦眉の急と説く。


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薬づくりの未来 ~危機を打破するR&Dモデル~
タマス・バートファイ/グラハム・V・リース
日経BP社
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タマス・バートファイ、グラハム・V・リーズ著 神沼二眞 訳
多田幸雄、堀内正 監訳 6000円+税 日経BPマーケティング
ISBN978-4822231835 A5版 336ページ