著者は東邦大学薬学部薬事法学研究室の准教授。医師や薬剤師が被告となった過去の医療過誤の裁判例を基に、薬剤師としての責務を法的な側面から考察し、論じている。

 事件の概要、裁判所の判断、裁判での指摘を簡潔にまとめながら、薬剤師が果たすべき職務を分析している。例えば、「安全確保のための服薬指導」の章では、裁判例から考察し、服薬上の留意点を具体的に指導する上で優先的に伝えるべきことをまとめている。また、厚生労働省の通知を基に、政府が薬剤師に期待していることも論じている。


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医療過誤事件から学ぶ薬剤師の失敗学
秋本義雄
南山堂
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秋本義雄/著 1995円 南山堂
ISBN978-4525702816 A5判、100ページ