西洋医学を学んだ医師や薬剤師向けに、漢方薬を日常診療にどう生かすかを解説した書。第1章で漢方薬の起源や構造などの基本事項を述べた上で、第2章で東洋医学の考え方に基づいた診断と治療、第3章で診察の手順と薬剤との関係、第4章で主な生薬と処方を解説。第5章では主な処方群(補気剤、補血剤など)についてまとめている。

 著者は病院で東洋医学専門外来を担当した後に開業した医師。かぜ、花粉症、便秘といった日常診療でよく遭遇する症例を解説するコラムもあり、実践的。

浅岡 俊之/著 3885円 羊土社
ISBN978-4758117326 A5判、197 ページ