11月16日時点のWHO集計によると、エボラウイルス疾患(エボラ出血熱、EVD)の感染者は疑い例を含め1万5000人を超えた。死亡は5420人で致死率は35.8%。1日当たりの新規患者数146.4人と100人を超えている。

 10月末にかけて集計データの見直しがあったため、11月に入ってからのデータに基づいて1日当たりの新規患者報告数をまとめた。その結果、全体では、11月4日に113.0人、11月9日に166.0人、11月11日は157.5人、そして11月16日は146.4人と推移し、依然として高率であることが明らかになった。

 感染国別では、シエラレオネが51.1、101.2、109.0、97.4と推移している。ギニア、リベリアではひと時よりは少なくなっているが、11月に入ってからも1日に10人から50人近くの新規患者が確認されている(図1)。

図1 エボラ出血熱の新規患者数の推移(感染国別)

 医療従事者の死亡例も続いており、11月16日時点で329人となった(図2)。感染者は568人で、致死率は57.9%と全体の35.8%を上回っている。

 集団発生が確認されているマリでは、11月16日時点で感染者が6人、うち5人が死亡している。

図2 医療従事者のエボラ出血熱感染者数と死亡者の推移


☆ テーマサイト「インフルエンザ診療Next」と「パンデミックに挑む」では、最新情報をお届けする「パンデミック・アラートメール」を配信しています。登録はこちらからどうぞ