中国で確認されている鳥インフルエンザH7N9型ウイルスのヒト感染例が、相次いで報告されている。2014年1月に確認された新規患者数は、1月19日時点で55人となった。昨年春以降の患者数は、台湾、香港を加え、累計で200人を超えた。

 1月20日9時現在で中国各省衛生当局の発表をまとめたところ、1月16日に上海市と福建省で1例ずつ、浙江省と広東省で2例ずつの計6例が報告された。17日には、浙江省で3例、福建省で2例、18日には浙江省と広東省で3例ずつ、福建省で1例、19日には浙江省で3例が報告された。これで1月に確認された新規患者は55人となった(図1)。

 旧正月にあたる春節を前に中国では、活きた家禽の屠殺や取り引きが活発になっており、また、春節のころは人とともに家禽類も移動することから、H7N9型鳥インフルエンザの感染拡大が懸念されている。

図1 1月のH7N9型鳥インフルエンザ感染例の推移(1月20日9時現在)(中国各省衛生当局の発表データから)