中国広東省は1月16日、新たに2人のH7N9型鳥インフルエンザ感染者が確認されたと発表した。同省は1月だけで14例となった。

 患者は、59歳男性(広州市)と76歳女性(仏山市)。59歳男性の方は病状が安定しているが、76歳女性は危篤状態だという。

 中国では2014年に入ってから毎日のように新たな患者が報告されている(図1)。編集部で集計したところ、香港を含め、16日までの新規患者数は38例となった。最も多いのは広東省の14例で、浙江省が13例と続いた。上海市と福建省でそれぞれ4例、江蘇省で3例、香港で1例が確認されている。

図1 1月のH7N9型鳥インフルエンザ感染例の推移(1月17日8時現在)(中国各省衛生当局の発表データから)

 昨年3月に1例目が報告されからこれまでの確認患者数は、手元の集計で186人となった。死者は54人と50人を超えている(図2)。

図2 中国で確認されているH7N9型鳥インフルエンザ感染例の推移(中国当局、WHOなどの発表をもとに作成。各衛生当局の発表日ベース)[クリックで拡大]


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