WHOは10月4日、サウジアラビアで新たに6人の新コロナウイルスMERS-CoV感染者が確認されたと発表した。これで2012年9月からの感染数は合計で136人となった(図1)。

 今回確認された6人は、全員リヤド在住で、14〜79歳の男性3人、女性3人だった。それぞれ9月15〜26日に発症している。患者のうち5人が入院、1人は症状が軽く入院していない。3人はMERS-CoV感染が確認された患者との接触が確認されているが、2人は接触が確認されていない。なお1人は接触に関する情報が得られていないという。

 WHOは9月20日に、既報の確定患者のうち2人が疑い例であると判断。このためこれまでの確定感染者数は、今回の6人を加えて136人(死亡58人)となった。

 WHOはまた、引き続きすべての加盟国に対して、重症急性呼吸器感染症(SARI)のサーベイランスを継続することを求めている。サーベイランスで通常ではない症例が確認された場合には、MERS-CoV感染を疑い、MERSコロナウイルスの検査をすべきとしている。

図1 MERS-CoV感染者の推移(WHOの発表データをもとに作成)[クリックで拡大]


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