米で動向が注視されている豚インフルエンザウイルスH3N2v)のヒト感染例は、2013年も半年で12人に上っている。米CDCの6月28日時点の集計によると、州単位では最も感染者数が多くなっているインディアナ州で12人の報告があった(図1)。

 H3N2vのヒト感染例は、昨年の夏を中心に、米の13州で309例が確認された。死者は1人、入院例は16人だった。農業フェアでのブタへの接触が有力な感染源とされていたが、今夏も南米を中心に農業フェアが展開されることから、米CDCは注意喚起する一方、サーベイランスなどによる監視を強化する方針だ。

図1 H3N2vのヒト感染例の推移(米CDCのデータから作成)