中国各省の発表によると、江西省福建省でも、鳥インフルエンザA(H7N9)の感染者が確認された。中国本土では感染者が確認された地域が、2市7省に拡大した。台湾の1例と合わせると、感染者総数は119人、死者が23人となった。

 前回報告から26日までに新たに確認されたのは、江蘇省で3例、浙江省で3例、河南省で1例、江西省で2例、福建省で1例だった(表1)。この間、新たな死亡例は報告されていない。

表1 中国での鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスのヒト感染例の推移(発表日を基準に作成)
*北京市の2例目は、臨床症状が現れていなかったため感染確認例としては報告されていない。図表からは外している。

 北京市では13日に1例確認されて以降、13日間、新たな感染者は確認されていない。また、上海市でも20日以降、新たな感染者の報告はない。

 ただ、1日当たりの報告数をみると、16日の14人から減少したものの、その後も4〜6人の報告が続いている。24日には1例にとどまっていたが、25日には4人、26日には6人と増加している(図1)。

図1 中国の鳥インフルエンザA(H7N9)の推移(発表日を基準に作成)