在上海日本国総領事館によると、中国浙江省衛生庁は4月3日、2人が鳥インフルエンザH7N9型ウイルスのヒト感染例と確認され、1人が死亡したと発表した。3月31日に上海市と安徽省で3人の感染が確認されて以降、感染者は9人に、うち死亡例は3人となった。確認された地域も、上海市と安徽省のほか江蘇省、浙江省に拡大した。

 今回確認されたのは38歳男性(杭州建徳)と67歳男性(杭州市)の2人。38歳男性は3月7日に発症。3月18日に杭州市建徳の医院に入院した。20日に転院。24日に病状が悪化し27日に死亡した。

 67歳男性は3月25日に咳や発熱を訴え杭州市内の医院に入院。4月2日に浙江大学医学院の付属病院に搬送された。

 この2人の間には疫学的な関連性は確認されていない。また、濃厚接触があったと考えられる計183人について、衛生当局が医学的観察を行っているが、これまでのところ異常は確認されていない。

 なお、3月31日に上海市で確認された2例については、濃厚接触者46人を20日余にわたって医学的観察を行った結果、異常が確認されなかったため、医学的観察は解除となっているという。