中国江蘇省衛生庁は4月2日、鳥インフルエンザH7N9型ウイルスのヒト感染が4人で確認されたと発表した。

 患者は45歳女性(南京市江寧区)、48歳女性(宿遷市ジュ陽県)、83歳男性(蘇州市呉江区)、32歳女性(無錫市浜湖区)の4人。いずれも治療中だが、重体だという。

 45歳女性は3月19日に発熱、めまい、全身筋肉痛と脱力感などの症状があった。病状が悪化したため、3月27日から南京市内の医院のICUで治療を受けている。

 48歳女性は3月19日に発熱、めまい、咳などの症状が現れた。病状が悪化したため、3月30日から南京市医院のICUで治療を受けている。

 83歳男性は3月20日に発熱、咳、胸痛などの症状が現れた。病状が悪化したため、3月29日から蘇州市呉江区の医院にて治療中。

 32歳女性は3月21日に発熱、咳などの症状が現れた。病状悪化のため、3月28日から無錫市の医院のICUにて治療を受けている。

 江蘇省衛生庁によると、4月2日までに、4人とも鳥インフルエンザH7N9型ウイルスの感染が確認された。4人の患者間に疫学的な関連は認めていない。また、それぞれの濃厚接触者(計167人)には、これまでのところ感染者は確認されていないという。

 中国では、3月31日、上海市と安徽省で3人が鳥インフルエンザH7N9型ウイルスに感染したことが確認されたばかり。今回の4例で感染患者は計7人となった。このうち上海市の2人は死亡している。