各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり届出数によると、第15週(4月9〜15日)は、岐阜県長野県など18県で前週より増加した。中でも、長崎県では前週の7.49人から11.00人へ増加、再び注意報の目安とされる10人を超えた(図1)。

図1 インフルエンザ定点当たり届出数の推移(長崎県と全国)

 長崎県によると、再増加は対馬地区における学童、生徒を中心としたB型の集団発生によるものだという。同地区は定点当たりの人数が44.00人と非常に高い値を示している。また、WHOの報告によると、対馬地区に近い韓国ではB型の流行が拡大しているため、県としてはB型の今後の動向に注視するよう求めている。

 前週より届出数が増加したのは、増加率の高かった順から岐阜県(1.49倍)、長野県(1.47倍)、長崎県(1.47倍)、島根県(1.30倍)、広島県(1.23倍)、宮崎県(1.21倍)などとなっている(表1)。

 一方、届出数の最も多かったのは福井県で17.88人だった。長崎県が11.00人、鳥取県が10.79人、福島県が10.24人で続いている。10人を超えているのはこの4県だった。

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