WHOによると、2月21日、22日、24日と立て続けに、鳥インフルエンザウイルス(H5N1)のヒト感染例が確認された。2012年に入ってすでに9件、うち死亡が6件となった(図1)。

図1 鳥インフルエンザウイルスのヒト感染例の推移(WHO)

 21日に公表されたのは、インドネシアの症例。患者は19歳女性(Banten Province在住)。2月8日に症状が現れ、同月12日に入院したが、翌13日に死亡した。感染経路などの調査は現在進行中だという。同国では、WHOが統計をとりはじめた2003年以降、185例目(死亡153例)となった。

 22日と24日は、エジプトからの症例。22日に確認されたのは、45歳女性(Menofia在住)。2月10日に症状が現れ、17日にはタミフルによる治療を受けており、症状は回復に向かっているという。感染経路としては、自宅で飼っている家きん類との接触が疑われている。

 一方、24日に公表されたのは、1歳女児(Gharbeia在住)。2月14日に発症し、翌15日に入院した。タミフルによる治療を受けており、状態は良好だという。感染経路については調査中だが、自宅周辺の家きん類との接触が疑われている模様だ。

 エジプトでは161例目(死亡55例)となった。インドネシアの致死率が83%と高いのに対し、エジプトでは34%にとどまっている。


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