図1 都道府県別にみたインフルエンザの流行状況(定点当たり届出数の推移)

 各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり届出数によると、第6週(2月6日から12日)は、全国で40.34人と前週の42.62人より減少したものの、依然高い水準にある。減少に転じる自治体があるなか、秋田県や島根県、大分県や新潟県などでは患者数の増加が続いている(図1)。

 6週に最も患者数が多かったのは、大分県で60.88人だった。石川県が53.92人、岩手県が52.63人、宮崎県が52.15人で続いている(表1)。

表1 6週にインフルエンザの患者数が多かった上位の自治体(インフルエンザ定点当たり届出数)

 前週からの増加でみると、30都府県で減少した一方、17道県で増加した。中でも、秋田県が35.09人から50.00人へ急増した。島根県が21.84人から30.66人へ、大分県が45.67人から60.88人へ、それぞれ増加した。新潟県、群馬県、長崎県、北海道なども増加が目立っている。

 国立感染症研究所のインフルエンザウイルス分離・検出速報によると、2012年第1週から第5週の5週間では、AH3亜型(A香港型)が42都道府県から1053件の報告があり、依然として流行の主流となっている。一方で、B型ビクトリア系統株は22都道府県から96件、山形系統株が19都道県から42件、系統不明株が12都道県から33件、それぞれ報告されている。B型の報告も目立ってきており、患者数が減少に転じた自治体も警戒は必要だ。なお、AH1pdm09は少数で、北海道と大阪府から各1件の報告があるのみだった。


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