表1 インフルエンザ患者数が多い自治体(インフルエンザ定点当たり届出数が40人以上)

 インフルエンザの流行が拡大している。各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり届出数によると、4週(1月23日から29日)時点で32都府県が警報レベルに達した。前週は11県で、1週間で3倍に増加した。

 最も多いのは福井県で、74.88人に達した。過去10年間で最も多かった2009/10シーズンの95.44人に迫ろうとしている。

 福井県に次いで、高知県が66.69人、愛知県が60.48人、三重県が54.58人で続いている(表1)。 高知県は、最近の10年間で最高値となった。愛知県は、新型インフルエンザ(A/H1N1pdm)が流行した2009年のピーク(58.79人)を超え、この10年間で最も多かった2005年の64.07人に迫った。三重県も2009年のピークを超えている。

 先週からの増加率でみると、青森県が9.37人から25.63人へ3倍近くに増加した。秋田県(2.67倍)、神奈川県(2.52倍)、北海道(2.48倍)、新潟県(2.24倍)、東京都(2.19倍)、埼玉県(2.11倍)、栃木県(2.04倍)、大分県(2.02倍)で2倍以上となっている。

表2 都道府県別に見たインフルエンザ定点当たり届出数(2012年3週と4週)

3週4週4週/3週
全国22.73 35.95 1.58
北海道8.44 20.94 2.48
青森県9.37 25.63 2.74
岩手県27.13 45.52 1.68
宮城県23.81 29.24 1.23
秋田県7.96 21.24 2.67
山形県25.06 39.67 1.58
福島県24.73 39.25 1.59
茨城県12.43 24.42 1.96
栃木県12.24 24.97 2.04
群馬県7.46 12.21 1.64
埼玉県17.70 37.38 2.11
千葉県19.30 38.06 1.97
東京都14.70 32.23 2.19
神奈川県13.61 34.24 2.52
新潟県6.12 13.71 2.24
富山県17.06 25.60 1.50
石川県25.63 47.42 1.85
福井県59.88 74.88 1.25
山梨県19.23 33.28 1.73
長野県20.69 33.16 1.60
岐阜県49.79 49.87 1.00
静岡県33.38 48.07 1.44
愛知県49.03 60.48 1.23
三重県52.17 54.58 1.05
滋賀県27.40 35.06 1.28
京都府26.47 38.87 1.47
大阪府29.60 44.61 1.51
兵庫県26.41 38.62 1.46
奈良県24.91 41.71 1.67
和歌山県41.48 48.32 1.16
鳥取県18.21 24.66 1.35
島根県10.11 15.79 1.56
岡山県33.18 35.88 1.08
広島県26.77 36.79 1.37
山口県31.14 45.64 1.47
徳島県22.74 35.18 1.55
香川県39.65 43.16 1.09
愛媛県35.49 43.95 1.24
高知県59.31 66.69 1.12
福岡県16.02 31.94 1.99
佐賀県11.85 17.00 1.43
長崎県14.21 20.23 1.42
熊本県21.50 37.64 1.75
大分県13.66 27.60 2.02
宮崎県25.78 38.53 1.49
鹿児島県19.22 30.78 1.60
沖縄県20.72 28.31 1.37