図1 インフルエンザの流行状況(MLインフルエンザ流行前線情報データベース;ML-flu-DB

 ほとんどの学校で新学期がスタートした1月10日、全国の有志が参加しているMLインフルエンザ流行前線情報データベースML-flu-DB)への報告数が233件と跳ね上がった(図1)。連休明けの急増は少なくないが、今後、新学期の開始を機に児童間で流行が広がる可能性があり、予防策のより一層の徹底が求められる。

 年明けのML-flu-DBへの報告数は、1月2日に11件、3日に13件と10件台に落ち着いていたが、4日に79件、5日に91件と急増し、6日には128件と100件を超えた。土曜日の7日には89件に減少、連休中は9日に17件だったが、週明けの10日に233件と大幅増となった。連休中に医療機関を受診しなかった患者が10日に集中したことも増加の理由と考えられるが、1日当たりの報告数としては今シーズン最多であり、ML-flu-DBでは今後の児童間の流行に留意するよう訴えている。

 なお地域別では、大阪府が30件、三重県が29件、滋賀県が26件などとなっている(表1)。

表1 都道府県別に見た報告件数(MLインフルエンザ流行前線情報データベース;ML-flu-DB

◆北海道・東北地方
北海道 3件、青森県 1件、秋田県 1件、山形県 3件、福島県 9件
◆関東・信越地方
茨城県 2件、埼玉県 1件、千葉県 1件、東京都 7件、神奈川県 1件
◆北陸・東海地方
新潟県 1件、富山県 1件、石川県 8件、福井県 5件、山梨県 5件、長野県 3件、岐阜県 9件、愛知県 16件、三重県 29件
◆近畿地方
滋賀県 26件、京都府 11件、大阪府 30件、兵庫県 8件、和歌山県 8件
◆中国・四国地方
鳥取県 4件、島根県 2件、岡山県 2件、広島県 2件、山口県 14件、香川県 1件、愛媛県 10件
◆九州・沖縄地方
福岡県 1件、熊本県 3件、宮崎県 3件、鹿児島県 1件

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