図1 インフルエンザワクチン接種を受けた医師の割合(2011年12月時点)

 昨年12月時点で「すでにインフルエンザワクチンの接種を受けた」と回答した医師は92%に上り、また、接種したワクチンは化血研製が36.6%でトップで、北里第一三共ワクチン製も30.2%で続いた。日経メディカル オンラインが実施した「2011/12シーズン・インフルエンザ治療方針」に関する調査で明らかになった。

 調査は、2011年12月16日から28日までに、日経メディカル オンラインの医師会員(小児科医および内科医中心)を対象に実施した。ネット調査への協力を依頼し、410人から回答が得られた(回答者の主なプロフィールは文末参照)。

 まず、医師自身がワクチン接種を受けたかどうかを尋ねたところ、92.0%が「受けた」と回答した。「受けていない」は8.0%に過ぎなかった(図1)。

 「受けた」と回答した医師(377人)にワクチンの製造元を尋ねたところ、化血研が36.6%で最も多かった(図2)。2位は北里第一三共ワクチンの30.2%だった。デンカ生研が18.8%、阪大微生物病研究会が13.0%で続いた。

図2 製造元別にみた医師が接種を受けたワクチン

 自身のワクチン接種以外で、今シーズンの対策を尋ねたところ、「マスクの準備」が76.1%で最も多かった。「患者に対するインフルエンザワクチン接種の実施」が73.7%、「迅速診断キットの準備」が72.2%で続いた(図3)。「抗インフルエンザ薬の準備」が64.1%、「手指消毒剤の準備」が58.0%と、ここまでが50%を超えていた。

図3 ワクチン以外に実施した対策(複数回答)

◆回答者のプロフィール

・日経メディカル オンラインの医師会員410人。
・診療科目;小児科13.9%、一般内科57.3%、一般外科1.2%、整形外科0.2%、産婦人科1.0%、循環器内科9.8%、糖尿病・内分泌代謝内科3.2%、消化器内科3.9%、その他の科目8.8%。
・年齢;29歳以下9.5%、30〜34歳14.1%、35〜39歳12.2%、40〜44歳10.7%、45〜49歳21.7%、50〜54歳16.3%、55〜59歳8.8%、60歳以上6.6%。
・勤務形態;診療所開業14.4%、診療所勤務18.5%、一般病院勤務55.6%、大学病院勤務9.0%、その他1.2%。
・病床数;無床30.5%、1〜19床2.7%、20〜99床7.8%、100〜199床11.5%、200〜299床13.2%、300床以上33.2%。

☆ テーマサイト「パンデミックに挑む」では、最新情報をお届けする「パンデミック・アラートメール」を配信しています。登録はこちらからどうぞ。