長野家畜保健衛生所などによると、群馬県で伊勢崎市内のカモなどが飛来する沼地で採取された野鳥の糞から、低病原性鳥インフルエンザウイルス(H7N9亜型)が検出された。低病原性鳥インフルエンザは、家畜伝染病予防法で法定伝染病に指定されており、家きんで発生が確認された場合は高病原性鳥インフルエンザと同様に殺処分などが実施される。

 群馬県の独自調査で把握されたもので、12月10日に糞便を採取。12月21日にH7N9亜型の診断が確定した。

 環境省発表によると、12月27日までに、11月7日に島根県松江市で回収されたコハクチョウ1羽の死体から、低病原性鳥インフルエンザウイルスH5N2亜型が分離されている。環境省は、発生地周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定していたが、低病原性であったことが判明したため解除している。

 なお、環境省調査によると、高病原性鳥インフルエンザウイルスについては、10月、11月と2カ月連続で検出されていない。