宮城県で、インフルエンザの流行が拡大している。定点当たり届出数をみると、48週(11月28日〜12月4日)に4.10人だったものが、49週(12月5日〜11日)に10.33人、50週(12月12日〜18日)には18.20人に増加した(図1)。愛知県も50週に10.28人となり、前週の5.33人から倍増し、注意報レベルの目安とされる10人を超えた。

図1 宮城県のインフルエンザ流行状況(定点当たり届出数の推移)

表1 インフルエンザ定点当たり届出数の多い自治体

 都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり届出数をみると、流行の目安とされる1人を超えたのは、23府県となった。前週は13県で、流行が全国的に広がっていることを示している。

 50週に最も多かったのは宮城県で18.20人だった。愛知県が10.28人、三重県が9.71人で続いている。このほか岡山県が5.17人、愛媛県が4.43人、山口県が4.22人、岐阜県が3.39人などとなっている(表1)。

 宮城県は、50週に仙南保健所管内の定点当たり届出数が32.13人と警報発令基準の30人を超えたことから、12月22日に県全体にインフルエンザ警報を発令している。また、愛知県でも警報の指標である「30人」を上回る保健所管内があったことから、12月21日にインフルエンザ警報を発令している。