全国の有志が参加しているMLインフルエンザ流行前線情報データベースML-flu-DB)によると、49週(12月5〜11日)のインフルエンザ報告数(速報ベース)は191件となり、前週の70件から急増した(図1)。

図1 インフルエンザの流行状況(MLインフルエンザ流行前線情報データベース;ML-flu-DB

 都道府県別では、愛知県が31件と最も多く、三重県が29件、大阪府が24件などと続いている(表1)。

 タイプ別では、A型が184件と大半だが、B型も2件となっている。

 ML-flu-DBは、アラーム機能が最大の特徴で、全国規模でインフルエンザの異常な検出を把握し、その情報をいち早く関係者で共有できる。2000年冬季にスタートしたこのプロジェクトには、毎年、全国から300人前後の医師が参加し実績を積んでいる。新型インフルエンザが発生した2009年は、流行の動向を把握する上で貴重な情報源となった。

表1 都道府県別に見た報告件数(MLインフルエンザ流行前線情報データベース;ML-flu-DB

◆北海道・東北地方
 山形県 1件
◆関東・信越地方
 茨城県 1件、埼玉県 2件、千葉県 2件
◆北陸・東海地方
 山梨県 3件、長野県 1件、愛知県 31件、三重県 29件
◆近畿地方
 滋賀県 20件、京都府 3件、大阪府 24件、兵庫県 6件、奈良県 4件、和歌山県 7件
◆中国・四国地方
 鳥取県 3件、島根県 1件、岡山県 12件、広島県 13件、山口県 15件、愛媛県 6件
◆九州・沖縄地方
 宮崎県 2件

■参考
MLインフルエンザ流行前線情報データベース(ML-flu-DB)

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