米国で、ブタ由来インフルエンザウイルス(A/H3N2)のヒト感染例が新たに3例確認された。WHOが11月24日に公表した。

 11月10日から13日の間に、11カ月、2歳、3歳の3人の子どもが発熱を伴う呼吸器疾患の症状を呈した。3人とも、アイオワ州の同じ医療施設を受診していたが、全員、入院することなく回復している。

 アイオワ州の検査の結果、11月18日に、ブタ由来A/H3N2ウイルスが確認された。その後、米CDCも確認している。3人は同じデイケア施設に通っていた。これまでの調査では、3人ともブタとの疫学的リンクは確認されていない。このため、ヒト‐ヒト感染の可能性も指摘されている。現在、同じ施設に通っていた人や家族、接触者らを対象とした調査を実施中だという。

 米国では2009年以降に確認されたブタ由来A/H3N2ウイルスのヒト感染例では、16例目、17例目、18例目となった。2011年に限ると、8例目、9例目、10例目となった。今年に入ってから、確認例が増えている。

 WHOは今後も、米国、米CDCなどと密接に連携し、フォローしていくとしている。