全国の有志が参加しているMLインフルエンザ流行前線情報データベースML-flu-DB)によると、46週(11月14〜20日)のインフルエンザ報告数(速報ベース)は50件となり、前週の25件から倍増した。重症例も1件、報告されている。

図1 インフルエンザの流行状況(MLインフルエンザ流行前線情報データベース(ML-flu-DB)

 都道府県別では、愛知県が19件と最も多く、埼玉県の9件、三重県の6件、岐阜県の5 件などと続いている。北陸・東海地方での報告が目立っている(表1)。

 タイプ別では、A型が46件と大半だが、B型も4件となっている。

 ML-flu-DBは、アラーム機能が最大の特徴で、全国規模でインフルエンザの異常な検出を把握し、その情報をいち早く関係者で共有できる。2000年冬季にスタートしたこのプロジェクトには、毎年、全国から300人前後の医師が参加し実績を積んでいる。新型インフルエンザが発生した2009年は、流行の動向を把握する上で貴重な情報源となった。

表1 都道府県別に見た報告件数(MLインフルエンザ流行前線情報データベース(ML-flu-DB)

◆関東・信越地方
 埼玉県 9件、東京都 1件
◆北陸・東海地方
 福井県 1件、岐阜県 5 件、愛知県 19件、三重県 6件
◆近畿地方
 滋賀県 1件、大阪府 1件、兵庫県 2件
◆中国・四国地方
 岡山県 2件、香川県 1件
◆九州・沖縄地方
 熊本県 2件

■参考
MLインフルエンザ流行前線情報データベース(ML-flu-DB)

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