WHOは10月26日、インドネシア鳥インフルエンザのヒト感染例を確認した。患者は5歳女児と10歳男児の兄弟(Bangli地区在住)で、二人とも死亡した。

 5歳女児は、9月27日に症状が現れ、8日後の10月5日に地元の病院に入院した。しかし、入院から4日後の10月9日に死亡が確認された。

 兄である10歳男児は、9月30日に発症し、妹と同じ日に入院した。しかし、妹が死亡した翌日の10月10日に死亡が確認された。

 疫学調査では、子どもたちの地域は家禽類とともに暮らしており、彼らの家と近所において、家禽類の死亡が確認されていた。子どもたちが発症する前のことだった。

 検査の結果、鳥インフルエンザ(AH5N1)ウイルスが検出された。インドネシアでは、WHOが統計を取り始めた2003年以降、181例となった。そのうち149人が死亡している。致死率は82%と他の国に比べて高率になっている。

 なお、地元の報道などによると、兄妹の死亡から数日後に母親も発症し死亡している。


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