カンボジアで、新たに鳥インフルエンザウイルスH5N1のヒト感染例が確認された。患者は6歳女児で入院し治療を受けていたが死亡した。WHOが8月19日に確認した。

 患児はTaing Thleung村在住で、8月7日に症状が現れ、近隣の医療施設で治療を受けていたが効果なく、8月12日にKantha Bopha Children Hospitalに入院した。しかし、2日後の8月14日に死亡した。

 Taing Thleung村では家禽類の死亡例が報告されており、患児は病気の家禽との接触が疑われている。

 WHOが統計をとり始めた2003年以降、カンボジアではこれで18例目となった。死亡例は16例。その半数近くの8例(全例死亡)が2011年になってから確認されたもので、同国における鳥インフルエンザの蔓延が危惧される(図1)。

図1 鳥インフルエンザウイルスのヒト感染例の推移(WHOのデータから作成)