横浜市検疫記念日である7月14日、新型インフルエンザなどの感染症を想定した水際対策の訓練を実施する。2009年に発生したインフルエンザH1N1は季節性に移行したものの、エジプトや東南アジアを中心に鳥インフルエンザH5N1のヒト感染例が相次いでいることから、新たな感染症の発生と流行の脅威があると判断、港湾局主導で訓練を実施することにした。

 当日は、横浜港入港予定の外国貨物船に新型インフルエンザの疑いがある乗組員が2人いるよいう想定で以下の訓練を実施する。まず、有症者に関する通報から船舶着岸バース(船の着岸施設)決定までを図上で訓練する。次に、患者を乗せた船舶が着岸した際の搬送などの現場対応訓練を行い、その後、新型インフルエンザなどの感染症の動向について情報共有を行う。

 参加する機関は、横浜検疫所、横浜水上警察署、消防局(中消防署)、横浜市健康福祉局(横浜市保健所)、横浜港埠頭公社、横浜市港湾局など。

 2009年に発生したインフルエンザH1N1が季節性に移行したことで、脅威は去ったという感が強いが、これまでの対策を見直して今後の対策へつなげて行く上でも、こうした訓練は欠かせないものに違いない。


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