カンボジアで、鳥インフルエンザウイルスH5N1)のヒト感染例が新たに確認された。WHOが6月10日に発表した。

 患者は7歳女児(Prasat village在住)。5月24日に症状が現れ、近隣の個人開業医で治療を受けていたが回復せず、5月31日にカンタボパ小児病院に入院した。しかし入院後7日目の6月7日に死亡した。

 感染経路としては、患児の村で家禽が死亡したという報告があり、患児は病気の家禽との接触があったことが示唆されている。

 WHOが統計を取り始めた2003年以降、カンボジアでは16例目となった(死亡は14例)。2011年に入ってからは6例目と急増しており、すべてが死亡している(図1)。

図1 鳥インフルエンザウイルス(H5N1)のヒト感染例