都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり届出数(22週、5月30日〜6月5日)によると、全国平均で0.82人となり、50週(2010年12月13日〜19日)に流行期入りして以来、25週ぶりに「1人」を割った(図1)。

 今シーズンの流行を振り返ると、4週に最大のピークがあり、その後、11週と16週にも流行の山があったことが分かる。国立感染症研究所感染症情報センターによると、最初のピークはインフルエンザ(H1N1)2009が主流で、2つ目はA香港型、3つ目はB型がそれぞれ流行の中心だった。このような流行パターンは過去に例がないという。

 なお、夏場の流行が定着した感のある沖縄県は、13.05人と2週連続で減少した。しかし、依然として注意報の目安とされる「10人」を超えており、引き続き注意が必要だ。

図1 インフルエンザ定点当たり届出数の推移(全国平均と沖縄県)