WHOによると、インドネシアで鳥インフルエンザウイルス(H5N1)のヒト感染例が1例確認された。今年に入って7例目で、半年余りで昨年1年間の9例にあと2例と迫った。WHOが6月3日に発表した。

 患者は1歳女児(北ジャカルタ在住)。4月3日に症状が現れ、8日に入院。現在は回復している。

 感染経路としては、症状の現れる1週間前に、父親に連れられ生鳥市場に出向き、その際に鶏に触ったことが可能性として疑われている。

 インドネシアでは、WHOが統計を取り始めた2003年以降、これで178例目(うち死亡146例)となった。同国での致死率は、82%と依然高水準にある(図1)。

図1 鳥インフルエンザウイルスのヒト感染例(WHOより)