インドネシアで新たに鳥インフルエンザのヒト感染例が確認された。WHOが5月13日に発表した。

 患者は8歳女児(西ジャカルタ在住)。4月1日に症状が現れ、同月4日に近隣の医療施設に入院した。8日に中核病院に転院したが11日に死亡した。

 インドネシア当局の疫学調査によると、自宅周辺において野鳥の糞に暴露した可能性が指摘された。一方、患児に症状が現れる前の週に、患児の母親が生鳥市場で鶏を購入していたことも感染との関係が疑われている。

 今回の事例でインドネシアでは、WHOが統計を取り始めた2003年以降、177例目となった。うち死亡は146例となっている。致死率は、82.5%と依然として高い水準にある。2011年に入ってからは6例目、うち死亡が5例となった(図1)。

図1 鳥インフルエンザのヒト感染例の推移(WHOのデータより作成)