表1 インフルエンザ定点当たり届出数が増加に転じた都府県

 各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり届出数によると、8週(2月21日〜27日)は全国平均では4週連続の減少となったが、大分県や岐阜県、東京都や大阪府など11都府県では増加に転じた。前週に唯一増加していた山口県は36.00人で2週連続の増加となったほか、3週ぶりに警報レベルとされる30人を超えた。

 8週に最も多かったのは愛知県で、36.19人と依然として警報レベルにある。山口県(36.00人)と大分県(30.91人)も警報レベルに留まっている。

 前週からの増減をみると、大分県が1.38倍、岐阜県が1.30倍、山口県が1.29倍となったほか、東京都や大阪府なども増加した(表1)。

 増加に転じた都府県では、B型の報告が増えている。岐阜県のリアルタイム感染症情報システムによると、迅速診断の結果でみた場合、B型の患者が優勢になっている。また、三重県ではインフルエンザウイルス分離・検出状況(2月28日現在)によると、2月以降はA/H1N1pdmが5件、A香港型が7件、B型が9件とB型が目立ってきている。B型が流行した過去のシーズンを振り返ると、シーズンの後半にB型が流行することが少なくなく、今後も注意が必要だ。

■参考
都道府県別にみたインフルエンザ流行の推移

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