図1 インフルエンザ流行の推移(上位10県、3週)

 インフルエンザの流行が拡大している。各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり届出数によると、3週(1月17日〜23日)に、宮崎県や沖縄県、福岡県など14県で警報レベルとされる「30人」を超えた(図1)。全国平均でも前週の12.1人から26.4人に倍増した。

 最も多いのは宮崎県で、前週の24.1人から64.5人に急増した。沖縄県が63.1人、福岡県が49.0人、佐賀県が48.4人、長崎県が47.3人、大分県が45.0人などで続き、特に九州での流行拡大が目立っている。

 前週からの増加率でみると、愛媛県が4.0倍(3.3人から13.0人)、和歌山県が3.3倍(3.0人から10.1人)、富山県が3.2倍(9.1人から28.7人)、兵庫県が2.9倍(6.4人から18.5人)などとなっている(表1)。

 国立感染研究所のインフルエンザウイルス分離・検出速報によると、第49週以降、A/H1N1pdmの報告が増加している。

表1 インフルエンザ定点当たり届出数の増加率

2週3週3週/2週
全国12.1 26.4 2.2
愛媛県3.3 13.0 4.0
和歌山県3.0 10.1 3.3
富山県9.1 28.7 3.2
高知県4.7 14.1 3.0
兵庫県6.4 18.5 2.9
広島県7.1 19.6 2.8
神奈川県10.3 27.6 2.7
宮崎県24.1 64.5 2.7
新潟県6.8 17.8 2.6
東京都9.9 24.5 2.5
福井県8.8 22.2 2.5
長野県9.3 23.0 2.5
奈良県6.4 15.6 2.5
岡山県7.4 18.8 2.5
徳島県3.7 9.2 2.5
香川県3.8 9.5 2.5
熊本県15.0 37.3 2.5
埼玉県14.4 34.3 2.4
三重県7.1 17.2 2.4
滋賀県8.7 21.2 2.4
大阪府6.6 15.8 2.4
石川県7.5 16.9 2.3
長崎県20.4 47.3 2.3
大分県20.0 45.0 2.3
鹿児島県17.0 39.5 2.3
群馬県16.4 36.4 2.2
静岡県14.0 30.2 2.2
愛知県12.3 27.2 2.2
山口県11.2 24.7 2.2
福島県14.2 30.0 2.1
茨城県10.9 22.8 2.1
千葉県17.6 36.4 2.1
山梨県12.7 25.3 2.0
京都府8.7 17.6 2.0
福岡県24.8 49.0 2.0
秋田県6.7 12.7 1.9
山形県16.2 31.3 1.9
栃木県11.6 22.3 1.9
岐阜県10.4 19.6 1.9
島根県13.1 25.3 1.9
青森県10.9 19.5 1.8
鳥取県14.4 25.3 1.8
北海道8.3 13.7 1.7
岩手県11.0 18.8 1.7
佐賀県27.9 48.4 1.7
宮城県17.8 28.1 1.6
沖縄県55.3 63.1 1.1