各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり届出数(44週、11月1〜7日)によると、前週に流行の目安とされる「1人」を超えた北海道では、さらに感染者が増加し、1.50人となった。一方、沖縄県は1.02人から0.60人へ減少した(図1)。全国では0.20人で、まだ低い水準にある。

 北海道では、岩内保健所管内(1.00人)、稚内保健所管内(1.20人)、札幌市保健所管内(1.23人)、滝川保健所管内(1.57人)、市立函館保健所管内(2.09人)の5管内で新たに流行期に入った。これで流行期に入ったのは、前週の5管内から10管内と倍増した。浦河保健所管内では注意報レベル(10人)を脱したが、4.50人と高い水準にある。

 一方の沖縄県は、40週の段階で1.16人となり、「インフルエンザ流行の兆しについて」を発表した。その後、41週に0.97人、42週に0.76人と減少していたが、43週に1.02人となり再び「1人」を超えた。しかし、44週は0.60人と減少した。

 検出されるウイルスは、北海道立衛生研究所で、9月27日から11月2日に採取された検体をPCRで検査したところ、A香港型(A/H3N2)の遺伝子検出数が23だった。北海道で流行しているウイルスは、A香港型が優勢とみられる。

図1 北海道と沖縄県のインフルエンザ流行の推移(インフルエンザ定点当たり届出数)

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